
現在の切手の絵柄に至るまでに、数千種類の切手が発行されてきました。普通切手以外は数量限定のものが多く、現在の市場に出回っている未使用切手は高値で取り引きされています。
昔の切手を集めるためには、切手を販売している専門店のほかに、オークションなどの方法があります。インターネットでは実物を見ることができないため、美品を購入したい方はお店で買うほうがいいかもしれませんね。
昔は印刷技術もそれほど高くなく、ミスプリントの切手などが出回っていました。そのような切手はとても価値が高くつけられているので、もし家に昔の切手アルバムなどがあったら調べてみてくださいね。もしかすると高額な切手が混ざっているかもしれません。
日本は、戦後まもなくの1947年に切手趣味週間を作りました、当時、きってのすばらしさを一般の人にも広めたい、趣味として集めてもらいたいと考えていたようです。1番最初に切手趣味週間シリーズとして発行された切手は、葛飾北斎の描いた浮世絵でした。これが切手収集ブームの火付け役となって、切手をコレクションする人々が増えていったのです。切手趣味週間の中では「見返り美人」や「月に雁」が有名な切手となっています。これら2つは1996年に復刻版として単色印刷だったものがカラー版となって発行されました。
切手趣味週間が始まった10年後に発行された数よりも明らかに少なく、見返り美人は150万枚しかありません。月に雁は200万枚です。現在発行される切手趣味週間切手の10分の1程度しかないのです。そのため未使用の切手は貴重なものとなっています。
見返り美人(1948)切手趣味週間がつくられて、第2弾として「見返り美人」が発行されました。これは現在、高値がつけられています。発行当時の値段、額面は5円でした。未使用で保存状態のよいものであれば、現在15000円以上の値がつくこともあるのです。
月に雁(1949)見返り美人に続き、翌年発行された「月に雁」は3羽の雁が月をバックにして飛び降りていくシーンを描いています。見返り美人と並んで有名な切手となっています。額面は8円ですが、現在つけられる値段は見返り美人よりも高いものもあります。切手は未使用で保存状態が良ければ高値が付くのですね。
記念切手は、明治時代から発行されており、最初の記念切手は1894年のことでした。その頃の印刷は、単色で赤や紺色のものが多くありました。100年近く前の切手は、未使用であれば価値が数百円から数十万円までと幅広く購入するためには大変お金がかかりそうです。
カラフルな記念切手となったのは、戦後しばらく経ってからのことでしたが、複数のカラー印刷となる少し前に切手コレクションのブームが沸き起こったため、コレクターの中には単色印刷の切手を持っている人も多いですよ。使用済みの切手であっても、現在の切手とは印刷技術も違いますし、消印の歴史などを感じることができるので、コレクションをするには、記念切手にテーマを決めて取り掛かるのも良いかもしれません。
切手を購入するにしても、どのような切手が今までに発行されたかを調べなくてはいけませんよね。今まで発行されてきた切手のカタログが販売されています。切手コレクションのサイトも数多くあるので眺めてみるのもいいですよね。カタログの中には、発行当時の額面と現在の価値、売買価格などが書かれています。
購入するときの目安にもなりますし、テーマチク収集用のカタログもあるので昔の切手を簡単に探すことができます。使用済みの切手などは、複数で格安な値段がつけられていますので未使用にこだわりを持たなければ経済的にコレクションをすることが可能です。切手が発行されてから未だ百数十年ですが、奥が深いですね。
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